突然ですがあなたは、職場でタメ口を使うことがありますか?
私はこれまで、職場では徹底してタメ口ではなく敬語を使うようにしてきました。同僚や後輩など立場を問わず、職場にいる間はどんなときでも敬語です。もちろん、休憩時間やランチタイムも。
周囲からどう思われていたかはわかりませんが自分なりの考えがあり、常に敬語でいることでメリットだらけだと思っています。
ということで、職場で「常に敬語」がおすすめな理由と、私なりに考えるタメ口を使わない人の心理についてご紹介します。
メリット1:誰とでも一定の距離を保てる
私の場合、あくまでも職場は仕事をしに行く場所だと割り切っています。なのでたとえ同期だとしても、仕事上の付き合いとして敬語を徹底するようにしています。
常に敬語だとおそらくどこかとっつきにくい存在になるので、踏み込んだ話をされたり詮索されたりすることも少なくなっていたように感じました。(なかにはグイグイくる距離なしさんもいますが…)
職場に行くと何かしら仕事関係の悩みが生まれるので、そこに人間関係の余計な悩みがプラスされてしまうのは非常に面倒です。あまり深い関係になる気はないよ、というオーラを出せるのが敬語の利点だと思います。
メリット2:人によって対応を変えなくて済む
同期や後輩に対してだけタメ口で話す人はおそらく多いと思いますが、はたから見ていると器用だなぁと関心してしまいます。
たとえば突然話しかけてきた相手を瞬時に判断し、
- 上司⇒敬語
- 同期後輩⇒タメ口
こんな感じで区別するのでしょう。私は後輩にもタメ口で接したことがないので想像ですが、とっさの判断で間違えたりしそう…。
また、一瞬でもその区別をするためにワンクッションおかなければいけないのが面倒に思ってしまいます。それなら、“職場の人間なら誰にでも敬語”と統一したほうが楽ではないでしょうか?
また職場では、年齢順に偉いとも限りません。年上の後輩や年下の先輩がいることも珍しくないはずです。
誰にでも敬語でと決めていれば、「後輩でも年上だから敬語で話すべき…?」「先輩だけど年下だしタメ口でいいのかな…?」なんてわずらわしいことで悩む必要もないですよね。
職場でタメ口を使わない人の心理とは?
職場でタメ口を使わない理由は、上記のメリットとほぼ一致します。まとめると、タメ口ではなく敬語を徹底する理由は…
- 職場の人とは一定の距離を保ちたい(プライベートにあまり踏み込まれたくない)
- 人によって対応を変えるのが面倒
- 敬語で話すのが常識だと思っている
こんなところでしょうか。
私を含め、職場で敬語を徹底する人に共通しているのは「人付き合いが面倒(もしくは苦手)」ということだと思います。なのでこういったタイプは、たとえ「タメ口でいいよ!」などと言われても頑なに敬語を貫くことが多いです。何を隠そう、私がそうなので(笑)
ちなみに今までの経験上、人たらしっぽい人や人が好きそうな人は、会話の中にうまくタメ口を織り交ぜてフランクに話している印象ですね。すごい。
まとめ
「職場では敬語」と徹底してしまえば、人との接し方を人によって変える必要がなくなるのでとても楽です。仕事だけに集中できますし、なるべくコミュニケーションをとりたくない人は敬語一択!
現在私は会社には属していませんが、今後もし組織の中で働くことになったら、たとえその時点で中年といわれる歳になっていたとしても、タメ口を使うことはないだろうなと思っています。